田舎暮らしで夏を迎えるのは50年ぶりなのだが
その当時はまだ学校が主体の生活だったので
社会人としての体験は今年が初になる。
だから色々な事が学校時代の想い出とかぶる。
今日も道端に黒っぽく熟れたイタブの実を食べてみた。
正確にはイヌビワの実と言うらしいのだが
この辺の田舎では昔からイタブと呼んでいた。
大きさは2cm位で味はイチジクに近いかも知れない。
夏休みはこれと、もう一つヨノミの実も食べていた。
ヨノミと言うのも正しくは榎の実なのだが
これも熟れない時は竹筒で鉄砲の玉にして遊び
真夏になって赤く熟れたら食べる事が出来た。
世の中は変わっても田舎の自然は変わらない。
ただ人口が減って子供が消えたのが淋しい。